式村さんち。
主に栗鼠ゲー(現在Sicx Lives)回りの雑記やらネタやらを投げ捨てたりブン投げたり。
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2009
10,14
23:04
エピローグ_03
CATEGORY[日記]
今期の式村さんちのトドメ、はじまるよー。
【03:Goodbye Lost Days】
クワイ「…すまないっス、やっぱり巻き込んじゃったっスね」
いつもの口調に戻ったクワイがヴィルベルヴィントとアイルィに言葉を漏らした。
視線は"敵"へと向けたまま。
ヴィルベルヴィント「構わん、何れにせよ既にあれは我にとっても敵だ。」
アイルィ「それに今更ですね、ここで『逃げろ』とか『自分一人で』等言われたら悲しいよ」
応える彼らの視線も、また同じく。
森を吹き抜けていた風が徐々に力を増し、触れる物を傷つけんとする暴風へと姿を変えていく。
電撃を纏っていた左腕が更に光を強め、風に呼応するように周囲に雨の如く雷を撃ち付ける。
両の拳に灯りし赤い炎が呼吸に同調する様に色を増し、嵐を巻き込んで炎の渦を走らせる。
≪―――オレらを、バケモノをナメるなよ? ニンゲン≫
「これ終わらせたら後はどうしようっスかねえ……」
「遺跡外とかで僕らを知らない人達にこっそり紛れてみるとか」
「あぁそれも面白そうっスね、採用」
森での異変より少し前、ツヅリは風の吹き抜ける平野に立っていた。
その後ろにはその抜けに明るい印象を持つ髪とは逆に、少し影のある表情をしているフェティの姿がある。
この島での式村彩の行動をあくまで裏から支え、そしてあくまで見続けてきた2人。
フェティ「短いようで長かったねー」
ツヅリ「ボクは途中からデシタがそれでも、エーと…70日近くデスか?」
フェティ「うっはぁ、私もずっといて83日だし数えるとホント長かったんだね」
ツヅリ「まぁボクら表立ッテ大した事シテませんデシタけどネ」
フェティ「あっはは、それ言われると返しようがないじゃんさ!」
長い長い問題続きの時間も、過ぎ去ればそれも思い出の笑い話。
そんな談笑をしながらも、思う所は色々あれど彼女らにも別れを避ける事は出来ない。
フェティ「……さって、と。 ツヅリもサイと一緒に帰るんでしょ? それじゃここでサヨナラしとかないとね」
ツヅリ「えぇ、デスがまだやる事がアルのに暫く前に気付キまして。 …まだ一つ、ネ」
でも、ツヅリはただでは終わらせない。
懐から顔全体を覆う程度の仮面をするりと取りだすと、造作もなくフェティへ近付き……
フェティ「?!」
ぽすっ。
振り返ったフェティの顔にジャストで仮面を被せて視界を奪った。
フェティ(ちょっ何これ見えない見えない!というか音もちょっと聞こえにくい?!もしもーし!!)
ツヅリ「落ち着イて下サイ、ボクの声ハちゃんト聞こエルでショウ、近クの音はそのままに、ネ?」
何やら騒いでいる様だが、声が小さくしか外へ出ていない辺り遮音の効果もあるのだろうか。
そして眼穴が開いている訳でもないらしい、とりあえず普段騒がしい彼女もこれで静かだ。
ツヅリ「外すコツは後デ教エテあげマス。 ですがボクのあと一つの用事ハ、アナタですのデ」
声が聞こえてても返し様のないフェティは首を傾げるジェスチャーで返す。
ツヅリ「貴女は様々なモノを抱えテ、いえ正シクは塞いでイマス。
気付イテいると思いマスが、同時に認めたくナイ気持ちと折レたくナイ心がソレを拒む」
びくり、と身体が震える。
視覚にしろ聴覚にしろ、他からの情報があるという事はそちらへ常に感覚が向いているという事。
向けていれば感覚は紛れ、自身を誤魔化すことも出来た。
だけど、今はそれが無い。
視覚と聴覚が遮断され、残ったのは触覚と、そして行き場を無くし内へ内へと戻り始めた"感覚"。
見たくなかった、認めたくなかった、逃げたかった部分へじわじわと入り込んでくる。
ぞわり。
フェティ(―――あ)
自分自身に、浸食される。
フェティ(――あ、ぁ…)
私の想いに、追い詰められる。
フェティ(…あ、あぁ…っ)
あの日、あの時――掛け替えのない人が消えたあの朝。
世界の鎖を断ち切って離れたことで、私の時間は壊れて止まった。
だけど、それは結果的にそうなっただけ。
フェティ(あああああ……っ)
そうなる事を望んだのは――
起きた事を認めて壊れていくのを拒んだのは――
内側への感覚を塞ぎ眠る事無く自分自身を騙し続けたのは――
認めたくなくて、失いたくなくて、世界から"逃げだした"のは――
フェティ「うぁぁああああああああっ!!」
誰でもない。
いなくなったことを理解することも、そのまま壊れることも出来なかった私自身だ。
自分自身の感覚から逃れる事は出来ない。
声を塞ぐ仮面越しに、大きな、大きな嘆きの叫びが響く。
ツヅリ「アリのままでいられナイ事ほど、苦シク辛い事はナイ。
意識の隅デ気付いてイテモ、自身で気付きたくナイ事が沢山ある。
デモ、そこを進まなケレば、止マッタまま朽ちてシマイマス。
ボクもそう、教わりマシタ」
自分の仮面を外し、フェティの身体を優しく抱きしめ続ける。
ツヅリ「今シバラク貴女には辛い時間が過ギルと思いマス、デスが、そこで諦めナイで下サイ。
…抗わねば、立ち向かわなくてはならない時に、顔を背けてしまわない為に」
現実とは常に痛く、苦しく、おぞましいものである。
故に目を背けた者には現実も、真実も残される事はない。
遺跡外の港、ここから各地へ帰路につく為の船が出ている。
今回の冒険者の為に出されている便も、大半が島を去った今では残り少なくなってきた。
ツヅリ「そちらのお別れは済みマシタか?」
彩「ん、まあね。 零にもとりあえずは間に合ったし。
……ところでフェティは?」
ツヅリ「彼女ともお別れハ済んでいマスよ。
疲レテいたのか眠ってシマイましたので…日当りの良イ木陰に預けてきまシタ」
彩「…まあいいわ、それじゃ先に乗ってて。 ちょっと電話したらすぐに乗るから」
今は軽くなった手荷物をツヅリへ預け、人々の喧騒から少し離れた所で携帯端末を操作する。
数コールの後出たのは、朝にも聞いた力強さを感じる男の声。
彩「もしもし? うん、そう、これから。
ねぇちょっと聞きたいんだけど……付属以外の大学って今から間に合うかな」
(――――?)
彩「や、あの子には聞いてないけど、でもそれで良いの。
同じ世界かも、同じ地域かも分からないけど……
でも、また会いたいから―――ううん、また会えそうな気がするから。
―――なんとなく、だけどね」
船は行く、去る人を乗せて。
帰路へつき、新しい始まりを迎えようとする人々を乗せ、青空に響く汽笛だけを残して。
あれから数年。
歓声やら怒声やら喧騒が飛び交ってはいるものの、相変わらずこの街は平和である。
そんな街の小さな通りにいつも、彼女の姿はあった。
「ん、いらっしゃい。 花にする? それともお菓子?」
人通りの多くはない、けれど少なくもない道路に面して開かれた小さな小さな花屋。
事務所や住宅地に紛れたそんな店に、式村彩の姿はあった。
小さな鉢植えを手に持ちながら挨拶をする彼女の表情は、とても楽しそうな笑顔をしていた。
【了】
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