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2007 05,14 01:55 |
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『おーい式村ぁー』
彩「ん、何? 醍にーさん」 「学校では先生と呼べっての、ってかお前また飴舐めながら歩き回ってンのかよ」 彩「あー、ごめんうっかり。 えーと、式村先生」
担任の男―― 式村 醍(しきむら だい)。
醍「あァ、そうだった」
彩「……え?」
醍「見ての通り招待状だ、ある場所へのな。 彩「ふうん…まあそれは別にいいんだけど、 醍「さァな、同じかも知れねェし違うかもしれねェ、だがニオイは似てるぜ。 彩「……ま…いっか。 卒業とかはどうでもいいんだけど、 醍「よし、決まりだな? ンじゃあ許可も出てっから、帰って2日で準備しておけ。 彩「んー」
+~・~・~・~+
そして約束の2日後、船着場での集合&見送りという事で
圭「ん、いってらっしゃい。 多分色々あると思うけど、何事も経験、ね?」
醍「お前さ、何か武器って持ってきたか? つーか考えてたか?」 彩「武器」 圭「うん、武器…」 彩「ぶき…」 醍「忘れてやがったか、はァ… しょーがねェ、現地で上手く見つけてこい」
カラカラカラカラ……
――何かを引きずってきた。
彩「え、何って、えーっと… 鉄パイプ。 一番使い慣れてるし」 醍「…………」 圭「……に、兄さん…」 醍「………まァ良い。 さっさと行けッ!!」
げしっ
大きな転がる音と共に彩が船へと入る。 暫くの間汽笛を鳴らし続け、次第に船は水平線へと消えていった。
+~・~・~・~+
彩「いったいなぁ、もう」
"縁があれば頼っても良い、頼られても良い、選択も結果も全てお前の自由" まるでそう言っているかの様だ。
+~・~・~・~+
醍「ところでよ、アレの中身は何なんだ?」 圭「甘いお菓子いっぱい」 醍「はあ?!」 圭「さーちゃんは少なくともあれがあれば元気になれるし、ね」 醍「…大丈夫かアイツ、色んな意味で」
+~・~・~・~+
醍達のいる街から遠く離れた何処か――通称、偽島。
ガバッ!
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