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2007 06,04 22:10 |
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ひとつ、つまらないお話でも致しましょう。
「精神や魂というものは『世界』という鳥籠によって安息の時を刻む」 ――そう考えられなくもない、という一つの事柄。
その内の1人が、ある瞬間を境に忽然と存在を消してしまった。 残されたもう1人はただ我武者羅に手掛かりを探し求め、走り始める。
しかし、そこでそのまま流してはならない事象がまだ存在します。
この事象と先の少女の事例と何が違うのか? そう疑問に思う人は少なからず居るだろう。 この事象の場合……再び例え話になってしまうが、
そして先の少女の場合は、言ってしまえば
幸か不幸か、その少女は自身の存在が霧散する結果に至る事はありませんでした。
その少女の『時間』は、酷く鈍く、遅く刻むようになった。
十年、百年、数百年経とうとも生き続けさせられる定め……
>―――――<
??「――これでおしまいです、つまらないお話でしょう?」 ??「(こくり)」 満月の昇る夜半、男の視界の端にいる人影が頷く様に動く。
ハル「…おやすみなさい、クロア」
>―――――<
とぅるるるるん とぅるるるるるん ぴっ
彩「ん、私」 醍「おう、どうだそっちは楽しいだろ? って、あぁそうだそっち今時間どの位だ」 (ゴッ) 彩「まあぼちぼち、少なくとも退屈にはしてられないかも。 醍「やっぱちょっとは時差あるみてェだな、こっちはまだ放課後になったばっかだ。 彩「正解、いつも通りゆっくりしてる」 醍「お前はホント何処でもマイペースだよなァ……ま、それでいいさ。 (ザザッ) 彩「うん、分かった。 ところでさっきから変な音が混じってる気がするんだけど」 醍「あぁ、ちょっと取り込み中でな」
「式村テメェ電話なんかしてンじゃねえシカトかコルァアーッ」
醍「 っせえ黙ってろボケおらァッ!! 」
ドズン…っ
彩「まあ、何となく。 防火壁頑張れー」 醍「おう、ンじゃそっちもな」
ぴっ…
携帯端末の通話をOFFにして顔を上げると、目の前に広がるのは満天の星空。
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