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2007 06,26 11:37 |
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わいわいわいがやがやがやざわざわざわざわ……
その王都の大通りを両の手で大事そうに大きな紙袋を抱えつつ、
??「おう来たか、ちょっと待っててくれ、今行くからよー」
セフィーア「流石に二十歳で成長はないかとー…」
セフィーア「え、フェティさんまだ戻られてないんですか?」 シェオル「おう、そうなんだよあの馬鹿娘が……好きに歩き回って来いとは確かに言ったがなぁ」 セフィーア「かれこれ、えーと…何年位でしたっけ」 シェオル「ぼちぼち4年かね、とりあえず一回顔を出すって事ぐらいしろ、っての。 セフィーア「でも流石にちょっと心配ですよねえ…」 シェオル「もし嬢ちゃんが遠出する機会があってその時遇ったら一発ガツンと言っといてくれねえか、 セフィーア「ちゃ、ちゃく…っ?! え、えーと機会があったら探すだけ探してはみますね」 シェオル「宜しく頼むわ。 んで、あーっと…そういや何の用だったか聞いてたっけか」 セフィーア「……あ、忘れてました。 ハイポーションのセットをひーふーみー、と。 シェオル「ああそれだったら丁度今日入ったモンがあるぜ、相変わらず運が良いな。 ほら袋まとめておいたぜ、落とすんじゃあないぞ」 セフィーア「わ、わわっ 気をつけますっ!」
セフィーア「節々…というか脚が少し悪くなったかな、とこの前言っていましたけど元気ですよー。
セフィーア「たまには寄るように話しておきますねー。
――― これもまた、数年前の話。
志井「(カサカサカサ)」 フェティ「やっぱりヒマだよねー…」 志井「(尾を振り上げ…ヒュンっ)」
そんな言葉を投げかけると、フェティは先程突付かれたらしい額を摩りながら振り返り、
フェティ「それが探そうにも手掛かりがプッツリだからね、焦ってもしょうがないのサー」 彩「ふうん……」
フェティ「まあ私には時間が幾らあっても足りないと同時に、有り余り過ぎる位あるんだけどね」 彩「?」 フェティ「ちょっとした訳アリでね、ある意味すっごい長生きになっちゃったんだよねえ。
フェティ=ラルグ ――― 壊れた世界と時間の少女。 ゆっくりと時を刻むのは彼女の「内側」、成長など細胞起因の事象。 しかし、メリットには必ずデメリットが付き纏うモノ。 細胞活動の遅延、即ち外傷治癒速度の極端なる低下。 運動能力や思考神経系統等にまで遅延が及ばないのは、不幸中の幸いとも言えるだろう。
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