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彩「…あれ」
鞄の中から小さく音が聞こえる。 そしてこれは紛れもなく自分の携帯端末の着信音。 遺跡の中なのに? 疑問を抱きながらも、とりあえず出てみる。
醍『オーゥ』
いつものアニキだった。
彩「ん、どうしたの? 遺跡の中でも届くとはちょっと思わなかったけど」
醍『あ? 何だ中でもイケんのか、まだ深く潜ってねえからかねェ』
彩「可能性としてはそんな所じゃないかな。 で、用件はー」
醍『ああ、そうだったそうだった。 俺出張でそっち行くかもしんねェ』
フェティ「…あんですとー?!」
醍『お前にまで聞こえてンのかよコレ』
第十二日目 『ダムストーリーは突然に (即興会話でヤマ無しイミ無しオチ無しの駄無仕様)』
醍『いや校長が "夏休みだし学校はその間授業無いし、ヒマだろうから様子見兼ねて出張とかどうだね?" ……とか言い出しやがってな、正直校長のヤロウ一回蹴っ飛ばしてみてェんだが』
彩「クビが飛ぶ…どころか副校長とクロスボンバーだからやめた方がいいと思うよ」
醍『行くかどうか、ついでに誰が行くかどうか 全部未定っていうか校長が言ってみただけだからなァ… ま、かもしれねえって程度にちょっと覚えとけ。 誰も来なかったら何もなかった、って事だ』
彩「まあ、話半分程度に覚えておくよ」
醍『おう、その位で良い』
(プツン ツー、ツー、ツー…)
校長先生も相変わらず醍にーさんを振り回している感じ、かな。 実際問題…どうなるか、なんて私には分からないしどうするつもりもないし、気にしないでいいのかもしれない。
とりあえずは眠って身体を休める事にしよう。
すー…。