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2007 03,02 03:41 |
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駿斗「ほらよ!」
開口一番、駿斗が何かを渡してきた。 醍「あん?」 何が渡されたのかサッパリ分からず見てること数秒。 なーんか見覚えある綺麗に封がしてある包み… あぁ、紗夜のチョコか。 やばい…危ねぇ、うっかり忘れたままになる所だった。 醍「…あー、そういやこっちのが駿斗のだったな、ほれ(渡し」
そう渡そうと見た駿斗の顔は何やら悔しそうな味がして見えた。 何か気に食わない事でもあったのだろーか。 醍「外見で分からなかったからだが、悪りぃ、開けたぞ思いっきり」 包装が比較的テキトーになってしまっている駿斗宛のチョコ、 そう、一回俺思いっきり開けちゃいました。 宛先無かったからあの展開は予想してなかったしなァ… ってな感じでとりあえず言い訳しといてみる。 駿斗「……別に構やしませんよ。 食ったり食えなくされてたらブチギレですが」 醍「そのまま仕舞ったから安心しろ、何なら虎渡謹製のもつけるが」 ……何か一言くらい言われると思ってたんだが、ちょっと意外。 まぁ、何も無いなら無いで話がしやすいし構わねえンだが。 そんな事を考えつつ、さり気無く面倒回避出来ないか回してみる。 駿斗「虎渡りのは間違いなくアンタ宛てですよ。俺宛のが着てますし」 ―― チッ、失敗か。 半眼でさらっと返される。 醍「いや、まァ丁寧に宛先メモも入ってたから間違いじゃあ無いんだが… 直視すら躊躇うのは何故だ」 虎渡のチョコはしかと手に持たれている、しかし持ちつつも視線は微妙にズレている。 駿斗「アンデッドスレイヴを呪術で再現する研究チョコだとか」 そ れ か 。 この何やら怪しい雰囲気とか禍々しい感じとか、それか。 駿斗「食うとアンデッドスレイヴをかけられたペットみたく復活1つくとかそういう狙いかもしれませんが」 酷いなそれ。 醍「……理論的見た目的には再現してるっぽく見えるが、 『何かにとり憑かれる』って予感がするのは気のせいかねえ」 野生の感、って言って良いのかねコレ。 とりあえずガチで何かヤな気配がしまくり。 駿斗「つかスレイヴって言葉に無償に抵抗があるンですが」 俺らは虎渡のペットでもモルでもねぇですよ」 醍「あくまで元々の術を再現した、ってだけで流石にそこまで考えちゃいねえだろ、虎渡でも」 元教え子の事を思い出し「流石にそこまでおかしくないと思うが」といった感じで相槌を打つと、 駿斗「アンタ、あいつをわかっちゃいませんぜ」 半眼で割と冷ややかにツッコまれた。 え、何、そんなにヤバかったっけアイツ。 っていうか何やらかしてたンだよ虎渡。 そんな感じで少し止まっていると、駿斗の方から話の終わりが告げられた。 駿斗「ま、そんな訳で。紗夜からのチョコ、確かに渡しましたぜ」 醍「おう、わざわざワリィな」 駿斗「ってことで俺は寝ますぜ」 醍「…まァ、とりあえず今はいいか。 おう、ンじゃゆっくりな」 言うなりそそくさと寝袋に入る駿斗。 ちょっと引っ掛かる様な感覚があったが、俺も眠いし話の終わりに乗っかる事にする。 概ね虎渡武勇伝の事だし、別に今度でも忘れても問題は無いし。 さて、寝るか。 ~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~
夢の中のもげら達、って台詞にはとりあえずツッコまないでおこう。
ゴソゴソ…
☆マリモっぽいチョコ ☆チョコブラウニー ☆ふつーのチョコ
〔 しばらくお待ち下さい 〕
あァ痛てぇ… っと、続き続きと。
☆渋栗とアーモンドのチョコブラウニー ☆一口チョコレート ひょい、ぱく。 ハハッ、やっぱ平気じゃねえか驚かせやがって。 ひょい、
どさり。
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